(2020.05.11)新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書

5月11日、坂井およびつながる小金井の会で、新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書を提出しました。
PDFデータ) 
==============================================

小金井市長 西岡 真一郎 様

新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書
2020年5月11日

小金井市議会 緑・つながる小金井 坂井えつ子
坂井えつ子とつながる小金井の会

 緊急事態宣言が延長された中、引き続き、新型コロナウイルス感染症対策にあたっている市職員、関連機関の皆さんのご尽力に感謝します。引き続き聴取しているハガキやWEB等による市民の意見や、他自治体の事例から、4月29日の要望書に加え、5点要望します。ご検討のほどよろしくお願いします。

1 インターネットに依らない情報発信を強化すること 【参考2ー1】参照
 インターネットの活用が困難な方がいるなか、市報は重要な情報源です。他自治体の市報を研究し、10万円給付の詳細も含めて、相談窓口や貸付・給付・減免等の支援策を周知することを求めます。広報掲示板の活用もご検討ください。

2  児童・生徒ひとり一人へのフォローを
 学校が臨時休校になってからのおよそ2ヶ月間、学校からのフォローが登校日のみ、もしくは週1回程度のメール連絡で課題が知らされるなど、十分でないと感じている方がいます。休校延長にコミュニケーション不足と、ストレスを抱えているところに、先週末から各校で配布され始めた“時間割”への批判や戸惑いの声が出ています。

 日頃から、児童・生徒及び保護者とのコミュニケーションが取れる体制を構築し、ひとり一人へのフォローを、とりわけ困りごとを抱える児童・生徒や保護者へのきめ細やかなサポートを求めます。

3.“保育園の臨時休園”の明確化を求めます。困難な場合は理由をご回答ください
 小金井市は、4月10日および28日の「保育の提供の縮小について」において、保護者の皆様に登園自粛を強く要請しています。他方、23日の事業者向けの要請文書やHPで、「他自治体における臨時休園の対応と変わらないもの」としました。
 表現の違いによって混乱が生じていますので、改めて、「臨時休園」とし、「保護者が社会生活の維持に関する業務に従事している場合や家庭での保育が特に困難な場合に、保育を実施する」と明確化することを求めます。困難な場合は、その理由をご説明ください。保護者や保育従事者からも、“原則休園”と明確にしない理由を知りたいという声が寄せられています。HP等で、市民に説明いただけば、当方への個別の返答は不要です。

4 図書館業務の再開を 【参考2ー2】参照
 図書館再開を望むご意見が増えています。図書館が完全休館となった理由の説明も不十分ですので、市民への説明を求めます。
 東京都が公表している感染率は、ピーク時30%程度でしたが、直近では7%程度です。「本は生活必需品」として、感染拡大予防策を講じ、営業を再開している民間書店も増えています。
 まずは、予約本の貸出を小金井市民対象に再開する、相互利用は近隣市の動向も見ながら再開する等、ご検討ください。

5 早急に小金井独自政策の予算化を
 「小金井市緊急対応方針」に関連する取り組み等、小金井独自の支援策を、早急に予算化し、臨時会での議決を経ること

以上