(2020.03.03)市立小・中学校一斉臨時休校への対応に関する申し入れ

3月3日、6会派合同で、市立小・中学校一斉臨時休校への対応に関し、申し入れました。
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小金井市長 西岡真一郎 様
小金井市教育長 大熊雅士 様  

2020年3月3日(火)

市立小・中学校一斉臨時休校への対応に関する申し入れ

日本共産党小金井市議団
小金井をおもしろくする会
情報公開こがねい
生活者ネットワーク
市民といっしょにカエル会
緑・つながる小金井

2月28日金曜日、小金井市および小金井市教育委員会は、国の要請および東京都からの依頼にもとづき、3月2日月曜日から春休みまでの間、市立小・中学校を一斉に臨時休校とする決定をしました。今後1〜2週間が国内での感染拡大を防ぐために極めて重要な時期であることは理解するものの、あまりにも突然の対応に子どもや保護者をはじめ学校現場のみならず、社会的な影響は小金井市内においても計り知れません。一斉休校による子どもや保護者のストレスの増加、「見えない虐待」への懸念も専門家などから指摘されております。当市の対応決定と実施までの時間が短く、休校措置にあたって配慮が欠けている点があるため、小金井市議会6会派として、市の一斉臨時休校の対応に関する課題の改善を求め、以下の点を要望いたします。

◯学童保育の入所要件を満たさないパート・アルバイト・内職をされているご家庭も多く、休業または児童が1人で留守番をせざるを得ない環境に追いやられることを避けるため、学童以外の低学年児童でも午前中の学校施設の受け入れについて柔軟に対応すること

◯春休みまでの間、希望する児童への学校給食提供も検討すること

◯11:30以降の学童保育の時間帯において、学童児童に対し、平時利用と同様に校庭利用を可能とすること(雨天時に体育館を使用とすること)

◯何らかの困りごとがあるご家庭・児童・生徒に寄り添い、相談窓口を置くなど、必要な支援をおこなうこと

◯この異例事態にあたり、市が把握している子どもへの支援活動をしている団体等へ、平日の生徒・児童に関する見守り協力の依頼を検討すること

◯小金井市内の感染状況や困難を把握し、国内および周辺自治体での感染状況を鑑みたうえで、2週間を目処に、一斉休校の解除を検討すること。休校解除しても、社会全体に感染の恐れがまだ強い間は、不安を感じる家庭は自宅待機も認め、欠席扱いにしないこと。また、その可能性を事前に保護者へ周知しておくこと

◯市の対策本部で決定した事項は、市のHPで速やかに市民全体にお知らせし、議会事務局を通じて市議会にも共有すること

以上、申し入れます。